育児ストレスは逃げず、立ち向かわず、○○をしろ!!
子供めっちゃ可愛い!!!欲しい!!
これは友人の言葉である。
ムスコちゃん本当に可愛いね。また遊びに来てね。
これは両親(じぃじ、ばぁば)の言葉である。
食べ物捨てんといて!!お風呂のお湯飲まないの!!!叩かんといて!!
これは私たち夫婦の言葉である。
子供は本当に可愛いと思う。
一時的に元気で遊んでいる姿を見ている家族以外なら特にそう思うだろう。
だが、24時間毎日子育てをしている過程であれば、可愛いだけじゃ無いことを分ってもらえると思う。
子育ては本当にストレスとの戦いでもある。
ストレス社会と言われている現代において、本来休息を図るための過程においてもストレスにさらされるのは出来れば避けたいところ。
しかし、育児のストレスは否が応でも経験する「イヤイヤ期」でピークを迎えることになる。
避けられないのならば、受け流していくしか自分や家族を守る方法は無い。
相手が子供ならまともにやり合うことすら出来ない。
相手とやり合うにはまず相手が同じ土俵にいることが前提になる。
育児の場合で言うなら、親の意見を相手がちゃんと理解した上で自分の意見をぶつけてくる。
このような場合は対等に言い合ったり、話し合いをすることが可能だろう。
だが、2歳児のムスコに理論武装は全くもって無意味だ。
感情の赴くまま、自分の欲望のままに行動しているからだ。
しかし、親の立場上見捨てるわけにはいかない。
この「意見が通じないこと」とそれに生じて起こる「自分の思い通りに事が運ばないこと」がストレスポイントになる。
2歳児の男の子であれば叩いたり蹴ったりといって身体的攻撃もストレスポイントになるのでは無いだろうか。
ストレスの解消法は人それぞれあると思う。
我が家ではまず夫婦で愚痴を共有している。
仕事の事もそうだが、私が仕事に行っている間にムスコがどんなことをしたのかを夕食時に毎日確認している。
お風呂上がりや寝かしつけの後もどれだけ大変だったかを相手に話している。
これは夫婦だから出来る特権だ。
お互いの子供だからできるストレス解消法だと思う。
相手に聞いてもらえるというだけでストレスは本当に軽くなるのは周知の事実だろう。
それをただ聞くだけじゃなく、共有してもらえるのは夫婦の強みだと思う。
紙に書くのも有効手段だ。
イライラした出来ごとを思い出して紙にツラツラと書いていく。
とりあえず自身の中にあるモヤモヤを何かしらの形として身体から外に出してあげる作業が必要になるわけだ。
身体の中にとどめておくと頭の中で無意識に考えてしまい、堂々巡りでその考える習慣自体がストレスを増幅させてしまう。
だが、一端紙に書いてしまえば無意識に頭の中で覚えなくて良いんだという様なイメージですぅ~っと抜けていってしまう。
そして、月日が経った後にその用紙を見返せば、何とつまらないことで悩んでいたのかと懐かしく思えてくる物だ。
所詮ストレスなんてそんなものだろう。
「イヤイヤ期」が過ぎても子育てには様々なストレスがつきまとう。
逃げるなら子育てを放棄するという悲しい選択をしなくてはならない。
だが、ストレスと立ち向かうなら、あえて立ち向かわずに受け流す方法を自分なりに編み出していく事が何よりもまず大事なことだと思う。
それではこの辺で失礼します。