我が家の成長のblog

パパ目線、夫目線で子供の成長や夫婦の成長、家族の成長を記事にしていきます。

産婦人科医院を変更しました。もっと妊婦に寄り添って欲しい。

 

嫁さんは二人目を妊娠しており、現在妊娠約5ヶ月。

一人目出産の時は嫁の実家から近い産婦人科医院に通い、その病院でムスコを出産しました。

現在はムスコの生活に合わせるため、前回とは異なり我が家から近い産婦人科医院に通っています。

その病院で、「なんじゃそりゃ!!」と言ってしまいそうな対応を嫁さんが受けてきました。

 

最初の不満

1ヶ月程前ですが、嫁からLINEで「診察行ったんやけど、前置胎盤って言われた。」と報告がありました。

前置胎盤とは、

胎盤が何らかの原因で出産に悪影響のある位置に定着するハイリスク妊娠のひとつ。妊娠中期から後期にかけて出血を伴う場合がある。また、前置胎盤時の経膣出産は母子の生命の危険が高いため帝王切開による出産が用いられる。Wikipediaより引用。

 職場の昼休みに調べたらこんな内容でした。

 

正直かなり焦ったし、その診断を一人で聞かされた嫁のその時の心境を思うと心が痛みました。

急いで家に帰り、嫁さんから詳しく聞くと

「まだ妊娠初期の段階だから治る可能性もあるから安心していいよ。」って言われたそう。

また、「心身に負荷が掛かるのは良くないので、仕事も休職してもいいが体調が良いなら働いても問題はない」とも。

 

この話を聞いてムカっときた。

治る可能性があるなら、悪阻のあるこの時期に言うか?

心身に負荷を掛けてるのはあきらかに先生のその言葉じゃないのか?

経過を見るしかないなら、妊婦を変に不安がらせるのはやめてくれ。

ただでさえ出産を控えている女性はデリケートで色んな不安を抱えて、家庭と職場の両立に疲れている状態なのに。

何でそこに追い打ちを掛けるようにそんな診断を伝えるのか。

いや、後で問題にならないように診断の告知はちゃんとしたと言うことなのか?

それにしても無神経すぎる。

そして、仕事についても結局どっちなんだ?

悪阻のひどい妊婦は大概が体調は悪い。

だが、職場を休むとなると医療者側からの「診断書」なりの証明書が必要になるわけで、その判断を妊婦に迫るのはいかがなものだろうか。

 

 

再受診。決裂。

それから嫁さんは無理の無い範囲で仕事を継続してくれました。

職場の皆様は優しく「無理しないで」と言ってもらえたそうです。

本当にありがたいと思います。

しかし、ムスコはまだ理解できておらず、容赦なくママを困らせます。

朝の送迎は私が代わりに行くようになり、朝が余計にバタバタするようになりました。

ムスコにも大変な思いをさせてしまい、申し訳なく思います。

 

そんなこんなで再受診。

担当医からは「前置胎盤は治ってた。良かったね。」「でもまだ切迫早産のリスクは高いから気をつけてね。」と言われたらしい。

治ってたから良かったものの、結局嫁に不安を与えただけじゃないのか?

そしてさらっと切迫早産のリスクがあるって言うが、何故そんなに妊婦の不安をあおるのか。

無理をしないための注意喚起なのかもしれないが、そもそも普通に妊娠していて無理をする人はあまりいないだろう。

家庭の事情はそれぞれだと思うが、みんなその人なりに無理はせず休みながら体調に合わせて日々の生活を送っていると思う。

医療者側も「ちょっとまだ無理できない体だから、仕事休めますか?」

というように、恐怖心を植え付ける専門用語を使わなくても、十分に伝えられることはできるはずだ。

 

また言い方もどこか高圧的な態度であったと。

受診後にトイレで泣いていたと。

正直一緒に受診に行ってあげればと思う。

嫁さんから「前の産婦人科に戻りたい」と希望があったので、電話で相談して医院を変えるつもりです。

 

 

 

医療はサービスなのか?

医者と患者の立ち位置は決して平等にはならないと思う。

病気なり出産なり何かをして欲しいと懇願するからには、それを叶えられる相手はどうしても上の立場になってしまう。

そこをできる限り平等に近づけるには医者なり上にいる人が下に降りてくるように努める必要があると思う。

簡単に言えば、患者に寄り添う医療だ。

現状を伝えるだけでなく、患者の生活や性格、金銭面など多角的な視点で捉えた上で、言葉を選び患者がキズつかないように配慮しながら優しく伝える。

ここまでを私たち一般人は求めている。

病院に行く人は何かしらの心身の不調から心も病んでいる。

ならば先ずは患者を安心させる手段を、態度でもいい。言葉でもいい。病院の雰囲気でもいい。何かしらの方法で取って欲しいと願う。

 

 

それではこの辺で失礼します。