子供の遊びにイノベーションを起こすには?
最近ムスコの走っている様子をみていると、なんとも不器用に両手を動かして、体幹がグラグラです。
進撃の巨人の奇行種みたいに。
2歳児ならこんなもんかとも思いますが、変な癖がつくのも可愛そうなので体幹やバランス感覚を鍛えてやろうとムスコが喜びそうな遊びを考えてみました。
夏の残暑も落ち着きはじめて外遊びがしやすい気候になってきました。
ですが、まだまだ暑い日や蚊に悩まされる日、雨天などで屋外で思いっきり遊べない事ってよくありますよね。
今回は屋内を想定して子供が楽しめそうな、そして医療従事者の視点をもってしっかりと身体機能を伸ばせるような遊びを考えてみました。
目次
ダンボールダンゴムシ
戦車のキャタピラみたいなもので、ダンボールをつなげたものの上でハイハイして進んで行きます。
ハイハイの動作は腕や体幹を鍛える事ができ、乳幼児期にどれくらいハイハイで過ごしたかによって運動機能が変わってくるとまで言われています。
我が家のムスコは結構すぐにタッチしちゃってたのでハイハイ期間は短かったと思います。
その影響もあってか体幹の筋力はそこまで高くないのかも。
そこで、今更ながらに体幹をしっかり鍛えるハイハイ遊びを考えました。
ダンボールダンゴムシはただのハイハイと違って乗り物に乗っているという感覚を与え、好奇心を刺激します。
また2つ作れば並んで競争なども出来るので家が広ければいいかもしれません。
我が家はマンション住まいのため並んで遊ぶのは難しいですが、追いかけっこぐらいは可能です。
大きめの物を作って子供と一緒に乗り込めば大はしゃぎ間違いないでしょう。
これも家のスペースの制限がありますが。。。
パパロボット
これも乗り物に乗るという心理をつきます。
やり方はパパの足の甲に乗ってもらい、ズボンの腰回りにしがみ付いてもらって、後はパパが歩くだけです。
単純ですが、ムスコは落ちないためにしっかりとズボンを握らなくてはなりません。
これは握力強化に有効です。
また足の甲の上に立って落ちないよう踏ん張る必要があります。
このとき、体幹筋と足指の筋を集中して使うことができます。
更に、パパが歩く速度や歩幅を調整する事でもムスコの身体の捻れ運動や股関節を広げる運動を促す事にも繋がります。
この遊びは広さは特に関係ないので、パパの足が痛くならない限り遊び続けられます。
歩幅をいきなり変えてみたり、足を大きく上げたり緩急をつけて歩くと喜んでくれますよ。
テトテト
これはブロックの上を落ちないように移動する遊びです。
ムスコが一歩ずつ慎重になる時に「テトテト」とかけ声を出していたので、遊びの名前をテトテトと呼ぶことにしました。
本来はアンパンマンの重ねるカップですが、ちょうどいい大きさなので応用して使ってます。
大小のブロックの配置は子供の成長に合わせて変えることが出来るため、子供がはまってくれれば長く続けられる遊びだと思います。
これは高いところから落ちるという感覚を養うことができます。
また慎重に一歩一歩を踏み出すために足に神経を集中させて遊ぶことが出来ます。
パパとママが両サイドにいて、往復してもらうのも楽しいですよ。
ある程度の体重になるとフローリングが傷つくかもしれないので、絨毯などの上で遊んだ方がいいかもしれません。
親の発想と子供の好奇心で柔軟な子供の遊びを作り出す
おもちゃ屋さんなどに行けば知育玩具はいくらでも売っています。
ですが、買い与えるだけで満足してしまっていいのか?と考えてしまいます。
既存の物だけでない遊びを一緒に考えて一緒に楽しみ一緒に改善していく。
何をするにしても子供の表情を観察しながら臨機応変に遊び、発達を見ていく方が親として楽しそうではありませんか?
そこに「育てる」という醍醐味があるように感じています。
それではこの辺で失礼します。