我が家の成長のblog

パパ目線、夫目線で子供の成長や夫婦の成長、家族の成長を記事にしていきます。

モンテッソーリ教育の本を読んでみた

こんにちは。OT papaです。

モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てるお母さんの敏感期」という本を読んでみました。実際に2歳の子育てをしており、この教育法の丁度ストライクゾーンにいる一親の意見、感想を述べていきます。

 

 

モンテッソーリ教育とは?

まず、大前提ですがモンテッソーリ教育とは何か?子育てに興味関心がある人なら何処かで名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。私もその1人でした。

 

モンテッソーリ教育とは、「子供が育っていく段階には所々で敏感期というものが存在しており、その時期にその敏感となる能力、知覚、感受性などが劇的に伸びる。(発達する)ということ。そして、親はその敏感期を見つけてその能力を遮らずに自然に子供が発達できるよう(幼児なので遊べるように)おもちゃの準備や環境の設定を行ってあげる事が大切である」という内容でした。

 

実際に敏感期という時期に子供が何をしているかというと、

ティッシュを箱から出し続ける

・道路の車道と歩道の間の仕切りの上を歩く

・蛇口を何度も開け閉めする

などの、親からしたら「なんでそんなことするの?」と思われること。それに子供が夢中になっている時期が敏感期であるとのこと。

では、なぜ子供はそんなことをするのかというと。。。

 

 

新しい能力を使いたい。

子供は成長していく中で「手が発達して物を掴む」、「足が発達して立ち上がる」など、発達に応じて成長した身体を使いたくなります。そして使い続ける中で何度も失敗を繰り返しながらその動作を習熟させていきます。ちょうどその、新しく使い始めた時期が敏感期なるものに相当するとのこと。

 

その時期に遊びを通して子供はその機能を習熟させています。例えば、上記の「ティッシュを箱から出し続ける」行為でいえば、手の握る力(握力)や指先同士で物を摘む力、腕を振る事で物が付いてくる動作の‘練習’を行っていると言えます。

 

丁度部活などを想像すると何度もバットを振ったり、ボールを投げたりとかそういうことに相当しますね。

 

その時期にしっかりと練習を積ませてあげる事で身体能力の向上だけでなく、一つの物事に集中する力を蓄えることにも繋がり、結果小学校、中学校などの学業に専念する集中力や自分で何かをやり遂げる力などの発達にも繋がるとのこと。

 

なので、親からしたら迷惑な行為であってもその行為(遊び)を阻害することでその部位の発達がうまく達成できなくなってしまうリスクになってしまうのだそう。

 

 

そう言われてみると、たしかに静かだなーって思って見てみると何かにすごく集中している事ってあったと思う。サイフのファスナーを一生懸命開けようとしたり、蛇口のトイレのレバーを下げると怒り出したり。あれも敏感期なるもので子供の成長には必要な事なんだと理解できないこともない。

 

 

実際の生活の中でどれだけ意識して子供と過ごせるのか。

敏感期の大切さはまぁ理解できたとして、普段の仕事に追われている私達(嫁と共働き)にとって、ティッシュをばら撒いたり、蛇口を何度も開け閉めしたりの遊び(親からしたら迷惑行為)をどれだけ容認できるかが肝になってくると思う。

 

本当に時間に追われていたりしたらイライラしてしまうし。。。

 

ただ、この「敏感期」に成長しいているんだな。このイタズラにはこんな意味があるんだなぁって思えるようになるって事はすごく大切だと思う。「あぁ今ムスコは成長してる」って思えると少し心に余裕ができる気がするから。親からしたら意味不明な行為でも子供にとっては重要な事って本当に多いんだなって改めて考えることが出来た。その事もあって良い本だなぁって思いました。

 

それではこの辺で失礼します。