実家に預けているものがあるならすぐに処分した方がいい理由
「物で溢れる社会」と言われているが、実際に溢れた物はどこにいくのだろう?
人それぞれ住まいの広さは違うと思う。
マンション暮らしの場合、実家にお互いの荷物を置いて放置していないだろうか?
これはいち早くまとめるなり捨てるなりを考えた方がいい。
何故ならいらないものを不要なものを実家にいつまでも残しておくと、巡り巡って実家に暮らす両親や自分達に大きな悪影響が出てくるからだ。
私も今は2 LDKのマンションに嫁さんと2歳児と3人で暮らしている。
嫁さんと結婚した際に、私の学生時代の物や嫁さんの私物を含めて全て私の実家に置いてきている。
学生時代の教科書や腹アルバム雑貨など多岐に渡っており、ほぼ物置状態になっている。
両親の立場になって考えてみる。
私の家庭からしてみれば必要そうなものを置いておけるため便利ではあるが、両親からしてみれば迷惑極まりないと思う。
もしかしたら、その部屋を使って何か新しい事を始めたいかもしれない。
空き部屋があれば自分の趣味の部屋を作ることだって出来る。
人生100年時代といわれている現在、定年を過ぎた人が新しい趣味を作る事は大いに喜ばしい事だからだ。
また、物があるだけで掃除が出来ず、部屋が汚れ家自体にダメージを与えているかもしれない。
たが、親からしてみたらなかなか「片付けてくれ」とは言えないだろう。
親と子の関係性にもよると思うが、片付けを催促した事で実家に寄りづらくなって疎遠になってしまう可能性もあるからだ。
僅かなリスクかもしれないが、無理にリスクを負うよりかは事なかれ主義で何も言わない方が得策だと考えているのかもしれない。
子供の立場になって考えてみる。
すると親の高齢化という問題が出てくる。
仮に両親が高齢で家から出なければならなくなったとすると、残りの家の片付けは全て自分達に回ってくる。
そうなると自分達だけの荷物ではなく、両親の荷物の整理もしないといけなくなる。
これはかなりの重労働だろう。
忙しなく働く間に思考が弱まり本当に必要なものとそうで無いものの判断が出来なくなって、必要なものまで棄ててしまう可能性があるからだ。
我が家でも少し前に祖母が急に施設に入居する事になり、母屋の片付けにかなり苦労した経験がある。
祖母に必要か不要かを尋ねたいが、等の本人がいないためすぐに行動できないからだ。
そのためにもお互いが元気なうちに必要なものとそうでないものの共通認識を持っておく必要があると思う。
まとめ
基本的には使わなくなった物は速やかに棄てていき、溜めないように意識する。
これに限ると思う。
「物で溢れる社会」とはよく耳にするフレーズだが、ここで敢えて「物で溢れる家」とフレーズを変える事で危機感が高まってくると思う。
既に溜め過ぎていたり、実家が物置小屋みたいになっているのであれば、少しずつ余裕がある内に整理整頓をしていく事がいざという時に自分の為になるのではなかろうか。
それではこの辺で失礼します。