スマホ決済で高齢者が得られるメリットはこんなにある!!
近所の行きつけのスーパーがやっとpaypayを導入してくれた。
最近は財布の中に現金を入れる機会が減り、もっぱらスマホ決済中心の生活に変化しているため本当に嬉しい。
スマホ決済は慣れてくれば財布からお金やポイントカードを探す手間が省けるし、ポイント還元などお得な要素が多い。
出来れば高齢者にもっと活用してもらいたいと思う。
職業柄、高齢者の方とよく話をするが、苦手意識をもっていたり諦めている人が圧倒的に多い様に感じる。
高齢者とスマホ決済がうまくかみ合えば日本は大きく変わるのではないかと思ったので、まとめていこう。
目次
高齢者がスマホ決済を利用すればいいと思う利点
人間加齢に伴い身体機能や認知機能の低下が見られるようになる。
手足が動かしにくくなったり、物覚えが悪くなったりだ。
自分で自覚している場合が多いが、中には無自覚で他人に指摘されることによって発覚する場合も多い。
まずは身体機能が低下したときを考える。
スマホ決済を導入することで省略できる身体の動作は財布から小銭を出す動作だろう。
最近の高齢者は買い物に行った際に「1080円になります」と細かな金額を言われると普通に小銭ケースではなく5000円や10000円と大きな金額を出したり、カウンターに財布を広げて店員さんにお金を取ってもらうケースが多い。
問題は無いのだが、例えば昼ご飯時のコンビニなどでこれをされるとかなり時間を食うので・・・。
次に認知機能が低下した場合はどうなるか。
先の例で「1080円」の買い物をした場合、80円を10円が3枚と50円が1枚と頭で計算するのも難しくなっている。
硬貨のどれが10円だったかも認知する速度が落ちるため、認知機能が落ちると考える作業だけでも疲れてしまうようだ。
後は店員さんがやってくれる。
お釣り間違いなどもないため、会計はかなりスムーズになる。
(高齢者がスマホを使いこなせれば、だが。)
また支払いの履歴が確実に残るため、「いつ」「どこで」「いくら」支払ったかを確認するのにも役立つ。
これは少し物忘れなどが出てきた際に世話をする家族からしたらありがたい機能だろう。
(認知機能が低下してきてもスマホ決済をしっかり利用できることを仮定しての話だが)
高齢者が使いやすい設計や仕様、戦略が必要
上記で上げたようにスマホ決済の利点を高齢者にあてはめると、かなり便利な機能になっていると思う。
だが、便利な機能も使いこなせなければ何の意味も無い。
「豚に真珠」「馬の耳に念仏」の状態だ。
どうやって使えるようにするのかだが、高齢者の話を聞くとTVなどでやっている使い方の説明は全くわからないそうだ。
当たり前だろう。
自分の意思で行動し、失敗をして、自分手で使って初めて知識となるのだから。
TVで「こういう風にやりますよ。便利ですね~」じゃだめなのだ。
もういっそ、子供や孫が一緒に買い物にいって欲しいものを買ってもらう。
その時に手取り足取り時間は掛かるが一緒に支払いを体験してもらうのが一番良いと思う。
まとめ
ニュースなどでは日本政府はスマホ決済などで個人の収入支出を管理したいなどの事を言っていた。
個人的には大いに結構だと思う。
別に管理されてやましいお金など庶民には無い。
少しでも便利になり、少しでもお得なことがあるのなら庶民は甘んじて受け入れるべきじゃないだろうか。
せっかく便利になった物を「わからない」「ややこしい」などの理由で利用しなければ時代からどんどん取り残されてしまう。
人生100年などと言われているのなら、60代、70代になっても、もっと貪欲に情報を得て楽できる道を模索していきたい。
そうすれば自分の人生も最後まで若々しく生きられるような気がするからだ。
それではこの辺で失礼します。